トイプードルとは…

トイプードルは、JKC公認のプードルの中では一番小さい部類※に入ります。

トイプードルは非常に賢く社交的で、従順な性格でしつけがしやすいため、初心者でも飼いやすく、また体臭があまりなく毛が抜けにくいので、アレルギー体質のかたにも比較的お勧めです。

ただしトイプードルは、アンダーコートがないシングルコートの犬種で、また、巻き毛が伸びやすく絡まりやすい為、定期的なトリミングが必要です。

産まれてからどんどん体重が増えますが、10ヶ月までにほぼ成長はとまります。
平均体重は2~4kg程度です。
平均寿命は12歳~15歳位です。

※ JKC公認ではありませんが、一部のブリーダーの間ではトイプードルよりさらに小さいプードルの品種として、タイニープードル(2〜3kg)やティーカッププードル(2kg以下)という愛称で呼ばれている品種もいます。

トイプードルの歴史

古くからヨーロッパ各地にみられたことで原産地ははっきりしていないのですが、「プードル」の語源はドイツ語の「pudel」といわれており、水辺の猟を得意とする犬がドイツから移入されたものが先祖という説が有力です。
但し、この犬種の人気を博したのはフランスで、フレンチ・プードルとしてフランス原産という考え方もあります。

その後(16世紀から18世紀頃)、フランスやイギリスなどで小型化、美化され、トイ・プードルも作出されました。

日本では1949年にアメリカから黒のミニチュア・プードル等3頭が輸入されたのが始まりとされています。