ミックス犬の飼い方

犬を選ぶにあたって

小型犬にするのか、中型犬、大型犬にするのかは、飼う場所の広さや自分や家族の心構え/体力など、飼い始めた後をイメージしながら、事前に良く考えて慎重に決めましょう
特にマンションなどの集合住宅で飼う場合はそこの制約がある場合がありますので、再度確認しておきましょう。
また、毛の長い犬種、短い犬種、毛が抜けやすい犬種、定期的なトリミング(カット)が必要な犬種などもその後のライフスタイルに影響する重要なファクターです。
ミックス犬の場合は、成犬となった時の想像がつきにくいのですが、両親の特徴が混ざり合うので、親の犬種がわかっている場合はどちらの親の犬種によっても大丈夫なように、それぞれの犬種の特性をつかんでおくと良いでしょう。
また、自分や家族に犬アレルギーがない事も確認しておきたいところです。
そして一度飼い始めたら、愛情と責任をもって一生面倒を見るという覚悟が必要です。

また、「ミックス犬はお勧めです」の中にも書きましたが、注意点として、ミックス犬には血統証明書(血統書)がありませんので、品評会やショーレースに出場させることをお考えの方には向きません。

最低限の道具類を準備する

犬の入手

犬を迎え入れたら

それでは具体的にみていきましょう。

ペットケージ/ペットサークル

ケージやサークルサークルはやはり必要です。
トイレを覚える前などしつけが十分ではないうちは、夜中や留守番の時には入れておかないと、大事なものにオシッコをされたり、家具をかじってボロボロにされたり、部屋を荒らされたりする可能性があります。
また、犬は縄張り意識がありますので、安心して過ごせる自分のテリトリーを作ってあげたほうが良いのです。
ただ、犬は元々集団で生活する生き物でもあるので、ケージを設置する部屋は家族が集まるリビングが適しています。

◇おすすめ商品 ——————————–

おすすめセットの一例です。
ad.
トイレ、トイレシート

最初はトイレはケージの中に入れておき、無事トイレシートの上にできたら、出してあげ、これ以上ないというほど褒めてあげます。
逆に失敗した場合は叱るのではなく、冷たい態度でたんたんと片付けをします。これを粘り強く続けることで、きっとトイレが上手くできるようになれるでしょう。
詳しくはこちらをご参照ください。

◇おすすめ商品 ——————————–

フード、食器、給水ボトル

食べる量に合わせて、ひっくり返しにくいような安定した食器を用意してあげましょう。
給水食器には、お皿タイプからボトルタイプまでいろいろありますので好みに応じて揃えましょう。
◇おすすめ商品 ——————————–

早食いすぎすぎるワンちゃんにはこちらがおすすめです。(食べるのに手こずるので楽しみながら時間をかけて食べられます。)
ダンベルと遊びながら時間をかけてフードをゲットできます。

仕事などでやむを得ず家を空けることが多い方向におすすめ、自動給餌機。(飼い主の声が録音できて、1日4回まで設定でき1回あたりの量も調整できます。)

うちのこエレクトリック カリカリマシーン

多頭飼いに向け 自動給餌器ステンレス製トレイ付き
1日10食 4L大容量、 2WAY給電
スマホ遠隔操作IOS Android対応

ハーネス(首輪・胴輪)とリード

お散歩する際に必須となるのがハーネス(首輪・胴輪)とリードです。
犬に負担がかかり難いのはハーネスタイプです。一方首輪や胴輪のほうは、飼い主の意思が伝わりやすいので、訓練の時などは適しています。
リードには、長く伸びるタイプや光るものなど様々な種類があります。デザインや使い勝手などを考えてそろえましょう。

◇おすすめ商品 ——————————–

うんち袋・水ボトル

お散歩の時のうんちを拾う「うんち袋」と、オシッコを流すためのお水はマナーです。オシッコを流したり、水分補給の一つ二役の「お散歩ハンディーシャワー」があると便利です。

◇おすすめ商品 ——————————–

おもちゃ

犬はおもちゃで遊ぶのが大好きです。
動物型のおもちゃやボールなどを与えると嬉しそうに遊びます。

◇おすすめ商品 ——————————–

ad.
ペットショップやブリーダーで購入する

一番オーソドックスな入手方法で、しっかりしたショップで購入すれば、費用はかかりますが、その分必要な手続きの対応や、わからない事などにもしっかりと対応してもらえます。

良いショップの見分け方

  • 「動物取扱業登録証」が店内に掲示されているか。見当たらない場合は聞いてみましょうこれがないショップはアウトです。
  • 劣悪な環境ではなく、衛生的な環境で適切な飼育がなされているか。
  • ペットの様子は、毛にツヤがあってイキイキとして健康的か。
  • 飼育方法のアドバイスやその子の特徴(悪い面も含め)など質問にスムーズに答えてくれる、知識豊富なスタッフがいるか。
  • 生後45日齢以内の犬が売られていないか。「動物の愛護及び管理に関する法律」により生後45日齢以内の子犬の販売が禁止されています。
  • 「ワクチン接種履歴」があるか。「ワクチン接種証明書」をもらえるか。とくに狂犬病の予防接種は法律で「生後90日以上経過後」「毎年4~6月の間」に受けることが義務付けられています。
  • その他、アフターケアはきちんとしているか。「生命保障制度」はあるかなども確認しておいてください。
  • その他、アフターケアはきちんとしているか。「生命保障制度」はあるかなどもチェックしておきたいポイントです。
ミックス犬を扱うペットショップ/ブリーダーのご紹介
保護犬や保護施設から引き取る

それまでの飼い主、ペットショップ、ブリーダーなどが何らかの理由で飼育放棄した場合などに、動物愛護(管理)センターや動物愛護団体が保護し、犬の適性を判断して新しい飼い主へと繋ぐ保護犬の譲渡制度という制度があります。

動物愛護センターや動物愛護団体では、保護犬の譲渡会が定期的に開催されています。 また、喫茶店を構えながら活動している保護犬カフェというのもあります。

ペットショップやブリーダーから迎えるのとは違い、成犬となっている場合も多く、虐待などを受けて心に傷を抱えていたり、厳しいしつけなどで抑圧や恐怖心かかえていて、攻撃的な行動に出る犬もいます。

そのため、犬との相性を見るためのマッチングテストやトライアル期間を設けたりしと、譲渡条件を定めている場合が多いです。

里親募集サイト
知人等から譲り受ける

知人から譲り受ける場合は費用はかかりません。また親しい知人であればその犬が生まれた日時、環境、状況、健康状態などを詳しく教えてもらえるというメリットがあります。
また、生後1か月ほどは知人の元で他の兄弟犬と一緒の環境で育っている場合は、ある程度の人慣れや社会性は身に付いていると考えられます。
一方、デメリットとしては、ペットショップなどから購入する時のようなワクチン、アフターケアなどのサポートは無いので、その知人に聞きいたり自分で調べたりして適切に行う必要があります。

トイレを教える

まずはトイレを教える必要があります。トイレを覚えてもらわないと、家じゅういたるところが被害にあいます。教えないかぎり排泄しても良い場所がどこなのかは犬にはわからないので、飼い主がちゃんと教える必要があります。

教え方

まず、ケージやサークルで囲った中にトイレを設置しておきます。
犬が地面をくんくん嗅ぎ始めそわそわしてきたら、排泄を催したサインなので、
そのタイミングでトイレに連れていきます。

排泄するまで粘り強く待ちます。
上手くできたら、出してあげて、この上ないくらいに褒めてあげます。
一番大好きなおやつをあげるのも良いでしょう。

ただし、もし失敗しても決して叱らず、ただし犬には構わず、黙々と片付けましょう。
(叱ることは逆効果で、隠れてするようになってしまう可能性があります。)
そして少しの間は犬に冷たい態度を示し、それは飼い主には嬉しいことではないんだよと感じさせます。
犬も、こうするとつまらない事になるんだなと思うようにさせます。

これを粘り強く繰り返すことで失敗なくできるようになってくるはずです。

それでもなかなか覚えられない子の場合は、
一度してしまった所にシートを置いて、シートの上にするようになったら、本来して欲しいところにシートを少しずつずらして誘導してみるという方法もあります。
また、最初はオシッコの付いたトイレシーツを設置してみると効果がある場合もあります。

特にミックス犬の場合は、個体差が大きいので大変な場合も多いですが、最初が肝心です。
諦めずにいろいろ試して最適な方法を見つけましょう。

以下の本を参考にしたり、グッズを検討してみても良いでしょう。

◇おすすめ商品 ——————————–

安全対策といたずら防止策

家に階段がある場合、火や水などの事故防止、キッチンや玄関の外など危険があるところに行かないように、柵を設置するなどの対策が必要です。

特に歯が生え変わる頃に幼少期は何でも嚙みたがります。家具や電源コードなどは特に要注意です。ガードするなどの対策をしましょう。犬の嫌いな味がして噛まないように教えるグッズもあります。

◇おすすめ商品 ——————————–

ad.
ad.
健康管理

かかりつけの医師を決めましょう。
急なケガや病気の時にでもすぐに行けるように、近所の行きやすい動物病院を見つけておきましょう。

ワクチン接種

◇狂犬病の予防接種
国が定める狂犬病予防法により、生後3カ月以降の犬は、年1回の狂犬病ワクチン接種が義務付けられています。 また、飼い始めてから30日以内に犬を登録する義務もあります。

◇混合ワクチン接種
コアワクチンと言われるもので、国の義務ではありませんが、受けておかないと人や他の犬から感染した場合、死亡率の高い重い病気になる危険があります。
また、混合ワクチンの接種証明がないと、ドッグランやペットサロン、ペットホテルなどが利用できない場合がありますので、できるだけ3種以上のワクチンを受けるようにしましょう。
<幸くんは5種混合ワクチンを打っています。>

  

フィラリア予防薬

フィラリアは犬が蚊に刺されることで、フィラリア(虫体)が犬の血管内や心臓に寄生することで感染します。
恐ろしい病気を引き起こすフィラリアですが、蚊の活動期間と蚊がいなくなってから1カ月後までの期間に予防薬を投与することで予防できます。

・地域による予防薬を飲ませる期間の目安(平野部)
・北海道: 6月下旬〜11月中旬
・東北、関東甲信越、関西、中国、四国、九州北部: 5月上旬〜12月末
・九州南部: 4月末〜1月初旬
・沖縄: 通年
 

尚、第1期幼虫であるミクロフィラリアが、犬の体内にいることを知らずに予防薬を飲ませた場合、一度に大量のミクロフィラリアが駆除されることで犬がショック症状を起こし、最悪の場合は死に至ることもあるので、フィラリア予防薬の投薬前にはミクロフィラリアがいないかを検査する必要があります。

犬が食べてはいけないもの

人の食べ物で、犬が食べてはいけないもの、食べても大丈夫なもの、注意が必要なものを一覧表にまとめてみました。

一覧表はこちらをご覧ください。

お出かけ

犬を連れてのお出かけは、行先に応じて必要なものがいろいろあったり、入場制限があったりと、意外と不便があったりするものです。
ただ、その制約事項さえ押さえておけばとても楽しいものとなります。

以下は、犬を連れてお出かけできる施設の紹介や、準備するもの、注意点、心構えなどが紹介されています。

◇Amazonから購入できます ——————————–


首都圏版

首都圏版

首都圏版

首都圏版

関西版

京阪神・名古屋版
保険を考える

今はいろいろな保険会社から様々な種類の保険が販売されています。
以下は資料を一度に取り寄せることができますので、十分に比較検討して内容や予算などを鑑みて自分の条件に一番合う保険を見つけることができると思います。